こんにちは!
ストレッチは筋肉や関節の健康を保つためにとても大切です。
しかし、間違った方法で行うと効果が得られないばかりか、逆に怪我の原因となることも。
ストレッチを靴の紐に例えると、強く引っ張りすぎると紐が切れてしまいますよね?
当然のことですが、適切な力で結ぶのがベスト!
この記事では、よくある間違ったストレッチ方法と、正しい方法を紹介していきます!
はじめに
ストレッチは、筋肉や関節の柔軟性を高め、怪我の予防や筋肉の緊張を和らげる手助けとなります。
日常生活の中で、無理な動作や長時間の同じ姿勢が続くことによる筋肉の固まりを緩和するのにも役立ちます。
しかし、正しい方法で行われないストレッチは逆効果となることも。筋肉を過度に伸ばし、怪我を招く可能性があるのです。
日々のストレスに対して心のケアが大事なように、筋肉や関節も適切なケアが必要なのです。
やってしまいがちなNGストレッチ
日常生活の中でみなさんが行なっているストレッチは、実はNGなやり方をしてしまっている可能性もあります。
そこでいくつかのNG例を挙げていきますので、自分が間違ったやり方をしてしまっていないか、振り返ってみましょう。
痛みを伴うまでのストレッチ
痛みは体からの警告信号だと思ってください。痛みを感じるまでストレッチをすることは、筋肉や関節に過度な負担をかけていることになります。
関節を無理に回すストレッチ
関節を無理に回すと、関節周りの靭帯や筋肉にダメージを与えるリスクが高まります。
痛みを感じない程度のストレッチを心がけましょう。
速いテンポでの反復ストレッチ
ストレッチはゆっくりとした動きで行うべきです。
速いテンポでの反復ストレッチは筋肉をうまく緩められず、反対に痛める原因となってしまいます。
他にも、筋肉が冷えている状態でのストレッチや、同じ部位を連続してストレッチする方法など、適切でない方法は数多く存在します。
正しいストレッチ方法を知る
今度は正しいストレッチの方法をお伝えします。
以下の例はどれも効果的なストレッチ方法として、筋肉をやさしく伸ばし、関節の範囲を広げることが出来ます。
普段のストレッチに取り入れてみましょう。
深呼吸をしながらストレッチ
鼻からゆっくり息を吸い、口から大きく吐いてみましょう。あくまでもゆっくり行う事が大事です。
呼吸をしながらストレッチすることで、筋肉に酸素を供給し、柔軟性を高める効果が期待できます。
痛みを感じたらストレッチの強度を落とす
ストレッチ中に痛みを感じたら、その部位のストレッチを一旦中止し、強度を調整しましょう。
また、どうしても痛みが続くようなら無理をせず、簡単なストレッチに切り替えて行いましょう。
軟骨へのアプローチ
軟骨を動かすストレッチは、関節の柔軟性を高めるのに役立ちます。
ジッパーの動きのように、スムーズに関節を動かすことを意識しましょう。
自分の体の可動域を無理に広げようとせず、少しずつゆっくりと行なっていきましょう。
今日から始められる簡単なストレッチメニュー
では、正しいストレッチの方法が分かったところで、今度は具体的なストレッチメニューをいくつか紹介します。
以下のメニューは一般的にもよく知られる簡単なストレッチメニューです。
体を徐々に慣らすためにも、明日からと言わずに今日から始めていきましょう!
ハムストリングストレッチ(太ももの裏側の筋肉)
- 床に座り、片方の足を伸ばし、もう片方の足の裏を伸ばした足の内側の太ももにつける。
- 背筋を伸ばし、前方に身体を倒して、伸ばした足のつま先を手で持つ。
- 15-30秒キープし、反対側も同様に行っていきましょう。
四頭筋ストレッチ(太ももの前側の筋肉)
- 立った状態で、片方の足の足首を手でつかみ、膝を後方に向けて引き上げる。
- 腰を反らすことなく、膝同士を揃えて15-30秒キープ。
- 反対側も同様に行っていきましょう。
胸筋ストレッチ
- 手を壁につけ、腕を横に伸ばす。
- 足を前後に開き、前に進むような体勢を作りつつ、胸を前に出す。
- この状態で15-30秒キープし、反対側も同様に行いましょう。
腰のねじりストレッチ
- 床に背中をつけて仰向けに寝る。
- 両膝を曲げ、片方の足の足首を反対側の膝の上に乗せる。
- そのまま反対側に膝を落として、腰をねじるような動作をする。
- 15-30秒キープし、反対側も同様に行いましょう。
腕のストレッチ(三角筋)
- 立った状態で、片方の腕を体の前に伸ばし、反対側の手で腕を押さえる。
- この状態で腕を胸に引き寄せ、15-30秒キープ。
- 反対側も同様に行っていきましょう。
筋肉痛でもストレッチは必要なのか
筋肉痛は、運動や筋トレの後、筋肉が通常以上に使われることで発生する微小な筋肉の損傷によるものです。
この痛みは、筋肉が回復と再生の過程に入る際の兆候とも言えます。
そんな筋肉痛の際、多くの人が「ストレッチは本当に必要なのか?」と疑問に思いますよね?
その疑問について解説していきます。
筋肉痛の最中にストレッチをすることは、実は非常に有益です。なぜなら、筋肉痛は筋肉が硬くなってしまうため、その硬さを和らげることができるのです。
ストレッチによって筋肉の血流が向上し、酸素や栄養素が筋肉に届きやすくなります。これは、筋肉の回復を促進させる要因となります。
また、筋肉痛時のストレッチは、筋肉の柔軟性を高める効果もあります。
筋肉が痛んでいる時に、その筋肉を伸ばすことで、次回の運動時に再び筋肉痛を防ぐ予防策ともなり得ます。
ただし、ここでのポイントは「無理をしないこと」。
筋肉痛時は筋肉が敏感になっているため、強くストレッチをしすぎると逆に筋肉を傷つける可能性があります。
筋肉痛の痛みは、筋肉が正しく回復しているサインとも言えますが、その回復をサポートする手段としてストレッチは効果的です。
適切なストレッチ方法を取り入れることで、筋肉の回復を早め、次回の運動に備えることができます。
まとめ
ストレッチは、筋肉や関節の健康維持に欠かせないアクティビティです。
しかし、誤った方法でのストレッチは、身体へのダメージを招く可能性があるため、注意が必要です。
正しいストレッチ方法を学び、日常生活に取り入れることで、健康的な身体を保つことができます。
これまでの知識とテクニックを覚えて、毎日のルーチンに加えてみて下さい。
そうすれば、あなたの体は絶好調で日々を過ごせるはずです!💪🌟
BumP Upはパーソナルトレーニングジムを展開しており「業界最高水準のトレーニングを最安値で」ご提供しております。今なら初めての方でも安心の「無料カウンセリング&体験」を行なっておりますので、気軽にLINEからお問い合わせください。
コメント