成長ホルモンとダイエット、その密接な関連性とは

こんにちは！

年を重ねると、いつの間にか体重が増え、筋肉量が減ってしまうことに悩んでいませんか？

実は、これには体が分泌する「成長ホルモン」が大きく関わっています。

成長ホルモンには子供の成長を助ける役割があると知られていますが、それだけじゃありません！

なんと、成長ホルモンはダイエットや筋肉増強の強い味方でもあるんです。

今回は、成長ホルモンとダイエットの関連性を知り、上手に活用する事で理想のボディをゲットして下さい。

そもそも成長ホルモンってなに？

成長ホルモンとは、簡単に説明すると子供から大人に成長していくために必要なホルモンの一つです。この成長ホルモンは驚くべき力を持っており、体内の細胞を成長させたり、傷ついた細胞を修復したりする助けにもなります。

成長ホルモンは、私たちの脳の一部である下垂体かすいたいという部分から分泌されます。

下垂体かすいたいとは・・・場所で言うと、顔の中心線上、目と目の間、ちょうど鼻の根元から頭頂部へ向かって上に進んだところにあたります。形状としては豆のようで、人間の体の中でも非常に小さい部分にすぎませんが、体の多くのホルモン分泌をコントロールする重要な役割を担っています。

だから成長ホルモンは、私たちが健康を保つためになくてはならないものと言えますね。

体脂肪をスッキリ！成長ホルモンのチカラ

成長ホルモンは、我々の体が脂肪を燃焼するのを手助けしてくれます。つまり、成長ホルモンが多ければ多いほど、脂肪はエネルギーに変わって消費されやすくなるわけです。そうすれば、体脂肪が減るのは当然の結果ですね。

でも、成長ホルモンのスゴさはそれだけではありません。

成長ホルモンは、筋肉の成長を助ける働きも持っているんです。筋肉が増えれば、基礎代謝が上がって、体が燃焼するエネルギーの量も増えます。当然、ダイエット効果にも繋がるわけです。

筋肉を増やしたい、ダイエット効果をもっと出したいという方は下記リンクも参考にしてみて下さい。

参考記事：【重要】腹筋を割るために知っておいて欲しいこと

成長ホルモンを増やすには？

そんなスゴイ成長ホルモン、どうしたら増やせるのでしょうか。

簡単な答えは、運動、食事、そして睡眠です。

特にHIIT（ヒート）と呼ばれる高強度インターバルトレーニングは、成長ホルモンをガンガン出すのを助けます。

HIITトレーニングとは・・・High Intensity Interval Trainingの略で、直訳すると「高強度インターバルトレーニング」って意味です。要は、「めちゃくちゃ頑張って短時間運動する」→「ちょっと休む」→「また頑張る」っていうサイクルを何回か繰り返す運動法ですね。例えば、「腕立て10回」「腹筋10回」「背筋10回」を1セットとして3セット繰り返すなど。忙しい人でも取り組める時間効率の良いトレーニングとされています。

※HIITトレーニングはかなり激しい運動になるので、自身の健康状態をチェックしてから行うようにして下さい。

そして食事で大切なのは「良質なタンパク質」をしっかりとること。なぜなら、タンパク質は体の細胞を作る材料であり、成長ホルモンを分泌するのを助けるからです。

良質な食事については下記のリンクが参考になりますので、併せて読んでみて下さい。

参考記事：今こそ見直そう！脂肪を減らし、筋肉を増やす食事

また、睡眠も成長ホルモンの分泌に大きな影響を与えます。質の良い深い睡眠は、成長ホルモンの分泌を促進するため、十分な睡眠時間をとることが重要です。

しっかり眠る事はストレス軽減にもなり、結果的に健康寿命を延ばすことにも繋がりますね。